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鹿狼山から |
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| 今日は日曜日。10時半に洗濯がようやく終わりお天気もまあまあなので、鹿狼山に登ることにする。駐車場にはどこかの地区の親子行事らしく、30人ほどが集まっていた。小学生の元気な声が響いていた。秋の鹿狼山は日曜日となればいつもこんな風である。 さて、今日のメインはツノハシバミの実がどうなっているかということだ。先週はたった1個しか残っていなかった。今年の春に雌花と雄花序を観察して、夏には角のある独特の形をした緑色の実が4、5個付いていたのである。もっとも、4、5個では今年もツノハシバミの実のお味見はできそうにないと思っていた。 この実はヘーゼルナッツと同じ味がすると本に書いてあったので、いつかは食べてみたいというのが私のささやかな願いである。今日見ると残念ながらツノハシバミの実は1つもなかった。落ちてしまったのかなあと思い、木の下を見たけれどそれらしいものもなかった。残念・・・。昨年も同じ頃に、実は全部なくなってしまった。だから、おそらくツノハシバミも栗みたいに、緑色から茶色に変色し中の堅果が熟して食べられるようになると思うのだが、その姿をまだ見ていない。図鑑には角状の果苞を剥いて取り出した堅果が載っていた。私がこんな堅果を見られるのはいつのことになるやら。 気が付くとツノハシバミの枝にもう小さな雄花序が付いていた。これが来春までにはずいぶん長くなるのだからおもしろい。雌花は、これが変わっていて、芽鱗の先に赤い柱頭がヒラヒラと出ている。ルーペでのぞくと赤い炎が燃えているようでもあり、不思議な世界である。最近は一つ一つの植物の花から実までの姿を見てみたいと思い、鹿狼山に登っている。沢山の植物があるので、そんなに数多くは確認できない。今年は、ツノハシバミの他にオトコヨウゾメの花から実への変化などもおもしろかった。白い花が終わると緑色のつやつやした実が柄に垂れ下がる。それが黄色からオレンジ色になり、今は赤色に近づきつつある。ヤマボウシも時々見ていたので、春になって緑色の花びらが沢山出てきたのには驚いた。ヤマボウシの花は白いものだと頭から信じ込んでいたのである。花びらのように見えるのが総苞片だということも図鑑を見て始めて知った。 この次は、ウラジロノキとアオハダの花を見たいと思っている。この木は鹿狼山に隣同士で並んでいる。どちらも実の方はすでに見ているが、花の方にはまだ会えないでいる。それから、イヌブナの花と実も見てみたい。まだまだ鹿狼山通いは続きそうである。 |